ロンドン良かったです。

turu

2013年07月18日 01:15

ロンドンから帰ってきました。

15日帰国、16日は時差による疲れでぐったり、17日ようやく掃除や洗濯その他片づけものにとりかかり、午後子どもたちの来るアトリエを開き、なんと今日は18日です。

ロンドン、メニエールギャラリーでの5人の日本人女性アーティストによる展覧会―「彩・宴」(さいえん)―も無事終了。






今回は、5人のアーティストのひとり阿部アヤ先生に同行させていただき、ロンドンについていっただけの私ですが得るものは本当に大きかったと思います。

ギャラリーでの展示作業、さまざまなお客様との対話(そばで聞いてるだけだけど)、この企画の主体である荻窪の「ギャラリーれがろ」の国本さん御夫妻やアーティストのみなさんとの交流、ロンドンでの美術館めぐり、そして観光。
夜10時ころまで明るい夏のロンドンの、一度も雨に降られることのない充実した7日間でした。




行くまでは不安でしかたなかったけれど、すべてが私にとっては未知の世界で魅力的でした。

展覧会の会場のメニエールギャラリーも1870に建てられたという元チョコレート工場だった古い建物です。
100年たっても変わらない街並みに支えられたこの国の人のアイデンティティーって、どんな感覚なのでしょう。
日本人の私にはなかなか想像がつきません。

そして見渡せば実にさまざまな人種のひとびとが歩いています。さまざまな国の言葉やいろんな訛りの英語が聞こえてきます。
多くの移民を受け入れてきたイギリス・ロンドンならではの光景です。

海外旅行には縁のなかった私ですが、こういう機会を得てあらためて「外には出てみるものだ」と思いました。

一時でも自分の日常のすべてを忘れられる解放感と、異文化の中で自分自身や自国(日本)のありようを見つめる機会を得たことは、これからの自分の気持ちや表現にきっと影響をあたえるだろうと思います。

いろんな事を感じ、いろんな驚きがあったことをこれから少しづつ消化していこうと思います。

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