色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

2019年11月27日

たまにはちゃんと「絵画教室」

おいしそうな柿をいただいたので、6年生の女の子二人に「描いてみない?」と誘いかけて、観察・スケッチ・彩色の一日。

普段はまったく自由なので、絵画指導的なことはあまりしないのですが、ときには静かに対象に向かい合うというのもいいものです。
6年生の二人も「疲れたーーー!」といいながらも、かなり集中してじーーーっと柿を見て描いたので、できばえにも満足そうでした。

私が驚いたのは「こんなふうに見て描くの、初めて。おもしろかった」という感想です。

今の小学校では、自画像を描くというテーマはありますが、他には対象をじっと観察して描くというのはしないそうです。
(一年生の最初に消防署にいって消防自動車を描くというのは、いまでもやってるかも)

私たちのころは(大昔ですが・・・)校庭の木を描いたり、校舎の中のいろんな場所を描いたり、友達をスケッチしたりしましたが、今の学校ではそもそも教室から出るということが先生にとっても児童にとっても大変なのかもしれません。

いずれにしても、この柿がどんなふうに実を付けて甘くおいしくなったのか考えながら描くのはいい時間だったと思います。
また機会をつくって高学年の子たちと一緒に観察画に取り組んでみたいなと思いました。






こちらは他の日に描いてもらった作品。4才女の子。柿はみんなで食べるからたくさんないとダメなんだって。小鳥もかわいい。




6歳女の子。大きな柿とたのしそうなワンちゃん。




大人の男性の方の作品。こんなふうに文字にしてくださると嬉しくなります。心からのアート、生きるためのアートを大事にしていきたいです。





  


  • 2019年11月14日

    ブログ開設8周年、作品いろいろ

    あっという間に11月、ちょっとプライベートや何かでぐるぐるしてたら時間ばかりたってしまいました。

    早いものでこの秋でブログ開設8周年です!いろんなことがありましたが、なんとかよく続いてきたなあと思います。

    アトリエでは日々どんどん作品が生まれています。また気軽にご紹介して行きたいと思います。

    まだ11月だというのに今年はもうクリスマス作品がぞくぞくと・・・・。どうしたの、みんな!?
    ちょっと早目の年末気分にあせりを感じる私です。

     一年生、リボンは私がてつだって結びました。




           

    ハガキ大のけしごむハンコ作品。4年生。トナカイかっこいいです。


            

    ひっかき絵のサンタさん。6年生のT君。


             


    こちらはクリスマスのテーマではない作品です。オタマジャクシがカエルになっていくのを、ちっちゃな手で紙粘土で表現。すごいね!5歳くん。




    6年生のうんと大きな作品。写真ではその大きさがわかりにくいのですが、全紙大の紙に描き、横の長さは1メートルを超えています。







      


  • 2019年08月26日

    今年も暑い熱い夏休みでした!

    夏休み終了です!
    今年も暑い熱いアトリエでした。

    今年は例年と違い、三鷹の小中学校は今日(26日)から2学期です。
    いつもより一週間早いのですね。

    そのせいもあってか、夏休み最後のアトリエ開催日の24日(土曜日)は、駆け込むようにやってきた子どもたちでにぎわいました。
    通常土曜日のクラスは4,5人なのですが、この日は11人。
    自由研究の仕上げに必死な子や、夏休みの造形を純粋に楽しみたいと、時間も延長して参加した子たちの熱気であふれました。

    また20日(火曜日)は、ピナット子ども学習支援教室のみんなにもアトリエを使ってもらうなど、今年も充実した夏のアトリエでした。。

    新学期が近づくにつれて、学校いやだなあ、という声もちらほら聞こえていましたが、ここはちょっと気合いをいれて、気持ちよく、それぞれなりにとりあえずでも、なんとかでも、新学期を迎えましょう。
    これだけ創作に没頭できるみんなはきっと素晴らしい力を持っているはずです。

    2学期はいろんな行事も多くてたいへんだけど、みんな、元気にいい時間をすごしてほしいです。





    中学生作品、2学期の合唱コンクールの合唱曲「エール」のイメージ画。超力作!




               

    アトリエの前がファミレスの広い駐車場、こんな落下傘もうまく開いた。






      杉並区から参加の4年生。杉並は夏休みの宿題がいっさいないそうで、自由研究をとおしてなんとか勉強させたいということもあって、自由研究への熱意がとても高いそう。
    それにしても「東海道五十三次と判じ絵」、なんと渋いテーマでしょう。
    浮世絵は知っていましたが、江戸の「判じ絵」の世界は私も知りませんでした。すごく勉強になりました。










      


  • 2019年07月29日

    夏休みビッグアート開催!

    夏の陽差しがまぶしいです!

    今年もアーツ千代田3331を会場に8月18日(日)
    午前10時半~

     「夏休みビッグアート」を開催します。


    10メートルの大きな布に、大きな筆や刷毛、手や足だって使えちゃう、みんなで描いて大胆なアートを楽しみましょう。
    こんない絵の具を思いっきり使えることはなかなかありません。
    夏休みの一日、ぜひご家族でお出かけください。

    服装は汚れてもよい服で。または着替えやタオルがあると安心です。

    参加費は1000円、きょうだい・家族・グループ割引があります。

















    アーツ千代田3331 千代田区神田6-11-14



      


  • 2019年07月15日

    心で描く、大人の方のすてきな表現

    新しいアトリエになって2度目の夏を迎えようとしています。
    新たに入った小学生も落ちついてきて、遠慮なく没頭してアトリエを楽しんでくれていますが、大人の方はまだちらほら。

    数名の方が絵や造形を楽しみにきてくださってますが、まだクラスの形にはなっておらず、その都度個別にご予約いただいています。

    先日は油絵作品(20号)の下塗りをしに、若い女子学生の方が初めて参加してくれました。

    おおー、油絵の具の強い臭い、おもわず自分の学生時代を思い出して懐かしいい気持ちになりました。
    特定の臭いや香りはずっと脳裏に残るといいますが、本当に一瞬にして若いころにタイムスリップし、一気にいろんなことが思いだされました。

    油絵具も少ないですがアトリエでもワンセット買いました。イーゼルもひとつ。

    大人の方向けのさまざまな画材もそろってきました。これから絵を始めたい、または再開したいという方、いろんな造形を楽しみたいという方、ぜひアトリエにいらしてください。お待ちしています。

    今日はこの6月、7月に描かれた大人の方の作品の一部をご紹介します。



    40代女性の作品。山と道だけあらかじめ描かれた「ぬり絵」を水性クレヨンと色鉛筆で。
    山は燃えるように赤く塗られ、しっかりと根をはった樹がたくさん描かれました。いろんな動物がみんな同じ大きさであちこちにいて、ちょっと楽しそうです。

    作者は今、小さなカフェを営んでいる方ですが、これから自分は残りの人生でどんなことをしていけるだろう、と考えているといいます。

    どんな小さな命も大切にされる、みんなが生きやすい関係や場所を作っていきたいという気持ちが、自然にイメージとして出てきたのですね、とご本人も納得。

    道に立っている、それを見守る自分と飼い猫は「黒子」のような存在でありたいと言います。そんな作者の気持ちのこもった独創的な表現は、いつまでも見ていたくなるような温かさと情熱にあふれています。


    俳優志望23才の青年のアクリル画です。タイトルは「世界は狭いようで広いのかもしれない」。

    不思議な絵です。インターネットで瞬時になんでも知ることができる世界は狭いように感じるけれど、ほんとうに何が見えているのだろう、と彼は言います。

    画面下の黒っぽいのは「回転ずし」のレーンだそう。黄色い器がオートマティックに運ばれていく、それをじっと見ている無数の眼。ちょっと怖さも。
    コンセプトが先にでてきて、絵になりました。と彼は言います。でも、こういう感覚って大事だなあと思います。

    情報化社会だからこそ、私も自分の眼を信じてしっかり真実をみていきたいと思います。

    そういう意味でもあらゆる造形は、とりあえず今の自分の気持ちや状況にフォーカスできるツールだと思います。自分がどう生きたいか、自分がどう世界とつながっていきたいのかという感覚を内面に育ててくれるように思います。



    日本画アートコースの60代女性の作品。しろゆりが清楚で美しいです。日本画なので、一色一色、絵皿に溶いて画面にのせていき、とても手間と時間がかかります。まだ2作目ですが、しっかりと、絵の具の使い方や日本画の線の美しさを学んでくださってます。

    アトリエは、大人の方の自由表現のコースと、日本画アートのコースがあります。
    「デッサンはやってますか?」とのお問合せがありましたが、もちろんデッサンもできます。
    ご要望にそえるようできるだけ準備していきます。私ができないことはその専門の分野に明るい友人知人も手伝ってくれます。
    どうぞみなさんお気軽にアトリエにご参加ください。お待ちしています。