アール・ブリュット立川2016を観てきました
アールブリュット立川2016展を観に出かけました。
「アール」は芸術、「ブリュット」は生(き)のままのという意味のフランス語です。
既成概念や評価、教育などにとらわれず、心からわき上がるものを表現した芸術とも言われています。
小さな会場で作品もけっして大きくはないのだけど、障がいのある人たちによって表現された「アール・ブリュット」はどれも圧倒的な存在感がありました。
まず目を引くのは色彩の美しさです。彩度の高さや透明感が際立っています。
無数の色の粒やタッチ、素材の重なりは、まるで細胞が命のままに増殖しているかのような迫力で見る者に迫ってきます。
でもその「手仕事」から聞こえてくる音のような風のような気配に耳を澄ましていると、ある時突然、おびただしい数の色やモチーフが放たれて、広い世界に連れ出されたような不思議な開放感に包まれます。
絵と対話するというよりは、絵を「体感する」というかそんな感じ。
生きることの奥深くから生まれてくる表現のエネルギーに心動かされました。
いままで写真でしかみたことがなかった池邊遊さんの作品にもやっと会えました。
「ヒロシマ」と「ナガサキ」。細かく毛糸を貼り込んで作った絵は思っていたよりもずっと鮮やかでした。そしてなぜだか温かいのです。
アトリエの子どもたちの作品も、心からの表現「アール・ブリュット」です。
アートすること、アートを感じることは、人と人をつなぎ力を与えてくれるのだとあらためて思いました。
31日まで。伊勢丹立川店で開催中です。
31日まで。伊勢丹立川店で開催中です。
「アール」は芸術、「ブリュット」は生(き)のままのという意味のフランス語です。
既成概念や評価、教育などにとらわれず、心からわき上がるものを表現した芸術とも言われています。
小さな会場で作品もけっして大きくはないのだけど、障がいのある人たちによって表現された「アール・ブリュット」はどれも圧倒的な存在感がありました。
まず目を引くのは色彩の美しさです。彩度の高さや透明感が際立っています。
無数の色の粒やタッチ、素材の重なりは、まるで細胞が命のままに増殖しているかのような迫力で見る者に迫ってきます。
でもその「手仕事」から聞こえてくる音のような風のような気配に耳を澄ましていると、ある時突然、おびただしい数の色やモチーフが放たれて、広い世界に連れ出されたような不思議な開放感に包まれます。
絵と対話するというよりは、絵を「体感する」というかそんな感じ。
生きることの奥深くから生まれてくる表現のエネルギーに心動かされました。
いままで写真でしかみたことがなかった池邊遊さんの作品にもやっと会えました。
「ヒロシマ」と「ナガサキ」。細かく毛糸を貼り込んで作った絵は思っていたよりもずっと鮮やかでした。そしてなぜだか温かいのです。
アトリエの子どもたちの作品も、心からの表現「アール・ブリュット」です。
アートすること、アートを感じることは、人と人をつなぎ力を与えてくれるのだとあらためて思いました。
31日まで。伊勢丹立川店で開催中です。
31日まで。伊勢丹立川店で開催中です。
Posted by turu at 14:43│Comments(0)
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