色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

芸術の秋、ひとりの時間

3日、4日はひとりの時間を満喫しました。

3日、青山の色彩学校で久しぶりの講座受講。
この日はアートセラピーで用いられる「ぬり絵」のモチーフや色からさまざまなメッセージを読み解くという内容。
色彩学校主宰、色彩心理研究家の末永蒼生氏のレクチャーからも、今を生きるとはどういうことか、いろいろな角度から自己考察を促されました。
充実の午後をすごし、同じ講座に参加していた仲間の1人Nさんと久しぶりに夕食を共にしました。
その後は家に帰らず、そのまま茨城県の水戸へ。
芸術の秋、ひとりの時間

水戸で一泊して翌朝、おとなりの同県ひたちなか市で開かれている友人の絵画展(個展)を訪ねました。
彼女は水戸で絵画教室やアートセラピーの活動(あとりえ・ずーむ)を長く続けている人。
同世代だけど私にとっては大先輩です。

「虹の絵画展」と題するだけあって、森の中にかがやく木漏れ日や水の流れ、風のそよぎを感じさせる美しい水彩やアクリル画が30点あまり。
彼女の教室の生徒さんやご家族もたくさん見えていて、とても盛況でした。
いいなあ、画廊全体に流れる雰囲気がやさしくて。
彼女にあうことはもちろん、ちょっと遠出した楽しさもあって私もゆっくりさせてもらいました。
芸術の秋、ひとりの時間
芸術の秋、ひとりの時間
後姿がご本人。

画廊を後にして午後は上野へ。
前から観たかった「ターナー展」を東京都美術館で鑑賞しました。
連休中なので上野も「ターナー展」も人でいっぱい。
でもしっかり観ましたよ。わずかな色相や明度の変化で壮大な風景を描いたターナー。
その光と空気の表現に圧倒されました。

とにかく仕事や暮らしをはなれて、久しぶりにひとりの時間をすごしました。
しばしリフレッシュ。気持も新たになる気がします。

今日からまたアトリエ、講座の準備、家事その他もろもろ。
いつもよりちょっと丁寧な気持になっています。



  • 同じカテゴリー(出かけました)の記事画像
    観てきました『鬼滅の刃』無限列車編
    6年生の日本画体験授業
    ゴールデンウイーク終わりました
    好きな色で埋めつくす、という心理
    初めてのジブリ美術館
    アーツ千代田3331で開催「あとりえひとは」
    同じカテゴリー(出かけました)の記事
     観てきました『鬼滅の刃』無限列車編 (2020-11-06 17:26)
     6年生の日本画体験授業 (2017-09-16 11:27)
     ゴールデンウイーク終わりました (2017-05-08 14:32)
     好きな色で埋めつくす、という心理 (2017-04-30 14:02)
     初めてのジブリ美術館 (2017-02-02 11:58)
     アーツ千代田3331で開催「あとりえひとは」 (2016-11-14 16:23)

    この記事へのコメント
    何歳になっても勉強出来る環境があるっていいですね。

    いつもと違う風景、いつもと違う空気は、さぞ気持ち良かったんだろうなぁ~
    良いリフレッシュになりましたね。

    虹の絵画、素敵ですね。
    先生のブログから、その素敵さが伝わってきます。

    先生も負けずに頑張ってくださいね。
    Posted by furu at 2013年11月07日 00:40
    私も30代になってから東京にきましたので、
    その時は学びたいことや観たいと思っていたものがすぐ手の届くところにあることが刺激的で驚きでした。

    田舎にいる時は、何かしたいとか、何かになりたいとかあんまり思わない静かな日常がありました。

    でも、どこにいてもしたい勉強ができるって嬉しい。

    頑張ります!
    Posted by turuturu at 2013年11月07日 09:21
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    芸術の秋、ひとりの時間
      コメント(2)