色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

ハートアート展終了しました。

ハートアート展、無事終了しました。
ご来場くださったすべての皆様に心から感謝いたします。

29日まで展示のあと、そのまま「色彩フォーラム」の会場となり、30日にはハートアート展にも後援していただいた「国際アートセラピー色彩心理協会」の末永蒼生先生のワークショップと、ゲスト講師、上野千鶴子氏の「アブノーマライゼーションとアート」と題する講演が行われました。

そして31日昨日ようやくすべての展示を片付け、搬出を終えました。





20日の搬入から12日間。
事務局の一人として毎日会場に足をはこび、多くの皆さんと交流し、ボランティアスタッフと遅くまで会場の整備や翌日の準備などに追われる日々でした。

アトリエコスモスのみんなの展示ができたことも、本当にすばらしい機会だったと思います。
白い大きな壁に展示してみると、ふだん見ているのとまた違ってみえます。

好きなことを自由に、好きなだけ時間をかけて作った作品は、どれもしっかりしたエネルギーを放っていて、ひとりひとりの心の声が聞こえてくるようでした。アトリエコスモスのみんな、ご協力くださった保護者の皆様本当にありがとうございました。






もちろん、他のさまざまな表現がこれだけ大きなひとつの空間に集まるというのも、これまでにない初めての試みだったと思います。

今回の展示のために何年も前から準備してきた主催の加藤里子さんが言うように、「高みをめざすアートではなく、本当にその人がその人らしくいられる表現を伝えていきたい」という展覧会の意味を感じていただけたのではないかと思います。

ハートアート展は終了しましたが、ハートアートプロジェクトはこれからも続いていきます。
いろいろなイベントやアトリエ活動、他の地域での展覧会などさまざまな可能性にむかって動き続けます。
これからもどうぞよろしくお願いします。