色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

恐るべし一年生!秋は力を溜める時

ついこのまえ10月のお知らせを更新したと思ったら、もう10月後半も後半。時のたつことの早いこと!
この日曜日23日は、日本の二十四節季の「霜降」でした。
東京でも朝晩の冷え込みが増し、太陽の位置が低く陽の光が部屋の奥深くまで届くかわりに、日がどんどん短くなりさみしさを感じています。

アトリエは、風邪などでお休みする子もいますが、みんな元気です。

先週、鉄道大好きという一年生の男の子に
「黒部宇奈月温泉駅、て一番長い駅名なんでしょ?」とちょっと知ってるつもりで聞いたら
「ちがうよ。」と即座に返され
「それ、新幹線のでしょ。一番長い駅名はね、鹿島臨海鉄道の『長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまええき)』と、南阿蘇鉄道の『南阿蘇水の生まれる里白水高原駅(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき)』だよ。」と流れるように答えてくれて、もう、びっくり!
恐るべし一年生!

                    (彼のモザイクの作品です)


自分の好きな事ならどんどん覚えて吸収する子どもたちの力と個性ってほんとにスゴイなと思います。
雑誌とかずーーーーーっと見てるから自然に覚えてしまうのだそう。

秋は一人ひとりの個性や力がより強く輝くような感じがします。


なんとなくみんなの作品もいつもより力がこもっているというか、量感とか重さのようなものがあります。
文字が好きな子だったら、いつもの何倍も書いてお話を作っていたり、絵だったらぬり方が凝っていたり、工作でもしっかりした安定感があったりします。

動物が冬眠に備えて栄養を摂ったり、餌を巣にたくわえたりするように、子どもたちも内にコツコツと力を蓄えているような感じがします
人も冬にそなえて、そしてその後の来るべきあたらしい春にそなえて準備しているのかもしれません。

私もなぜだか、アートとは関係ないのだけど、つくづく体力不足を感じてて身体をなんとかしっかりさせたくて、とある女性限定のスポーツクラブに入りました。
30分ほどのトレーニングとストレッチ。

スポーツクラブといってもシャワーなどの施設もないので、チャチャッとできてササッと済ませて帰るしかなく、買い物ついでと思えばなかなかいいです。
会員は60代を中心に上は90代の方まで、こちらの女性たちもみんなスゴイです。

芸術の秋、スポーツの秋です!



一年生女子。女の子は身近な家具や家をイメージした作品が大好き。みんなよく作っています。


こちらも一年生女子。「やって、やってぇ」とよしえ先生にべったりですが、一緒に作品作りを楽しんでいます。


4年生女子。とってもていねいに作りました。


5年生女子。かじってあるマカロンがかわいい。


5年生女子。リアル十二支。龍がスゴイです。