色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

タカラヅカにお届けしたい!!

タカラヅカの舞台が大好きな1年生Yくん。。(もちろんお母さんも好きだからこそ、その影響はしっかり受けてます)
フィナーレの舞台に登場する大きな羽根飾りをつくりました

とにかく大変だったのは、素材をどうするのかということ。
やわらかくて、軽くて、丈夫な方がいいよねえ、ということで思いついたのが障子紙です。
一応和紙だしヨレても折れても柔軟性も抜群です。!



こういう大きなもので、形も色も用途(背負って踊る)も はっきりしているものは、ちょっと計画的にやらないといけません。
イメージの図を書いて、竹ひごと段ボールを使うことは決定。
たくさんの障子紙に赤いポスターカラーで色をぬるところからスタート。
そとにひらひら干して乾かし、竹ひごをつけ、ハサミで切り込みをいれて、とひとつひとつは難しくないのだけどなかなかの大仕事。

この「計画的に進める」というのは一年生くらいだとたいていの子は苦手です。
気持ちのままに今したいことを進めていく感覚脳が優位のこの年齢では、目の前にないものに向けて手順を踏んでいくということの理解がむずかしい。
だからそのための部品や土台を作るというようなことが、たいくつに感じられて待っていられないのです。

でもこのYくんの場合は、もともと色より先に文字や数字への興味が育っていたせいか、手順の説明にも「うん、わかった」と軽快な返事。
おもしろそうにとりくんでくれました。
でもなにしろ大作なので、大人が手伝ってるといつのまにか、荷造りひもを床にはりめぐらして遊んでたり紙飛行機がとんでたり・・・。








計3回、約6時間くらいかけてよく作りました、ほんとに。
アトリエは狭くてうごけないので、外で写真をとろうということになり、羽根をしょって火の鳥みたいにかけまわってました
そして、フィナーレの舞台のようにすこしずつ向きを変えながら4度お辞儀をして、私たちも拍手でパチパチパチ・・・・。
道行く人も注目!でした。

「これタカラヅカに「使ってください」て送ったらいいね」「せめて写真だけでも送りたい!」
本人そっちのけで大人も(私、よしえさん、お母さん)盛り上がってしまいました。

おかあさんの自転車の後ろに乗り、半分に折りたたんだ羽根をしっかりかかえて帰っていきました。

大きな作品はまわりのみんなにも楽しさや解放感をあたえてくれますね。
おもしろかった!!  


  • 諦めました「伊藤若冲展」

    午前中に、今日からはじまったばかりのボランティア活動を終えて、ほっと一息。

    午後、ぜひ行きたいと思っていた、24日まで開催の「生誕300年記念 伊藤若冲展」(東京都美術館)にでかけました。

    上野駅公園口の改札をでて、横断歩道を渡ると公園入口に「若冲展はただいま170分待ちです」の看板を持つ人が。
    「えっ?」と思いましたが、せっかく来たのだからせめて美術館入り口までいってみようと思い、たどりついてすごい人の数にビックリ!
    ここにも「170分待ち」の看板が。

    係の人が鑑賞に来た人たちに説明していました。

    「午前9時にすでに2000人が並び、4時間待ちの状態。やっと待ち時間が短くなってきた。午後5時半閉館なので、5時までに並んだ人はなんとかいれてあげたいと努力している。でも保障はできない」と。


    今日はシルバーデーで、65歳以上の方は入場無料というのも重なったのかもしれません。

    でも係の人によると昨日もこんな感じだったとか。

    熱い中、高齢の方も多く、脱水症にならないよう水分を持って並ぶよう、係員が呼び掛けていました。

    私は、着いた時点で午後1時50分。だから並んでも入れるのは4時40分。
    もし入れても2重3重にかぶさる人をなんとか越えるようにして、あるいは上手にくぐりぬけて絵の前に進み、鑑賞できるだろうか。
    考えただけで、どっと疲れてしまい、諦めてかえってきました。

    残り1週間ほど。


    これから出かける方、遠方から親族などが来て一緒に行くという方がきっといると思います。
    ネットで混雑情報をあつめるなどして、どうぞ気をつけてお出かけください。

    残念・・・・、しかたないね。  


  • Posted by turu at 17:39Comments(2)出かけました

    ㈱AZUMAさんの50周年感謝際に出展しました

    ㈱AZUMAさんの50周年感謝際に出展しました。(三鷹市中原)
    お天気もよく、驚くほどたくさんの人が詰め掛けていました。

    ㈱AZUMAさんは訪問看護や民間救急も扱う三鷹に本社を置くの葬儀会社ですが、昨年から、地域のお年寄りの暮らしや子育てなどのグループ、NPOなどとも繋がりさまざなイベントを行っています。

    私も月に一度、スペースをお借りして、子ども(ベビー)アートセラピーとシニアのセラピーぬり絵のワークショップを開いています。
    (元気ひろばおれんじにて、  5月20日、6月17日、7月15日開催予定、子どもアートは午前10時~、セラピーぬり絵は午後1時~)


    新川、中原といった三鷹の南に位置するこの地区は、吉祥寺や三鷹まで出るのはちょっと遠く感じ、近くに緑の豊かな場所もあるものの、
    出かけるとなるとやや不便でお天気に左右されてしまうと言います。

    子どもたちもたくさんいるのに、東西の児童館は遠く、子どもや親子が気軽に集う場所がひとつくらいあってもと思います。

    私も昨年からお付き合いさせていただいていますが、一般の企業が、地域の人が集うことのできるイベントやスペース作りを考えているのは、とてもいいことだと思います。
    (2時間500円で10名くらい入れるスペースを貸して下さるのは、本当にありがたいです)

    この日屋内では、「暮らしの保健室みたか」や「子育てコンビニ」といった10グループ余りの展示や物販、奥外では協力企業による屋台や子ども向けゲーム、ホールでは和太鼓やラフターヨガやバルーンアートと、なかなか充実していました。

    葬儀会社だけに、エコ棺や遺骨ダイアモンドといったコーナーもありましたが、まったく違和感がありませんでした。
    人の住環境や家族、コミュニティーのあり方がどんどん変化するなか、どう人生を閉じ、どう残していくのかといった問題は、人任せにせず自分で考えておかねばと思います。

    私も持参した塗り絵を塗っていただいたりして、いろんな方と交流でき、楽しい時間を過ごしました。