色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

隈研吾デザインの建物にびっくり!

今週はアトリエのない週です。
一般的にはお盆ですし、アトリエの子どもたちもご両親の田舎に帰ったり家族で旅行をしたり、それぞれ夏の思い出つくりをしていることでしょう。

私は11日はコンピュータやソフトのことで教えを乞うため知人宅へ(コンピュータ苦手意識あります)、12日は西児童館の夏休み工作教室に参加、キャラクターワークスジャパンを主催する西岡さんのお手伝いに入りました。

久しぶりの西児童館、自分の息子たちが小さい時はよく行きましたが何年ぶりでしょうか。

土足の館内を小学生や中学生が走り回り、よちよち歩きの子もいるかと思えば、赤ちゃんが腹ばいになっていたり、実にエネルギッシュでワイルドな空間。
ちょっと自分のアトリエのこどもたちがワイワイするだけでへたっている私には大変でした。

毎月工作教室を行っている西岡さんとは子どもたちも顔なじみで、つぎつぎと30人ほどの子どもたちがやってきて「ペットボトルを使った水時計作り」を楽しんでいました。



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そして13日は仕事の打ち合わせで青山に。
月に一回は仕事のため青山に行くのですが、帰りにちょっといつもと違う道を通ってみたら なんとも奇抜で大胆な建築に遭遇。



いったいなんのお店だろうかと中に入ってみたら、何と台湾から上陸したというパイナップルケーキのお店だというのです。




建物の設計は建築家、隈研吾氏によるデザインで、日本の木造建築に伝わる格子状に木を組みあげる「組子」を取り入れたものだそうです。
お店の人も「建築にはずいぶん時間がかかりました」と言ってました。

それにしてもスイーツ、しかもたった一種類のケーキの販売のためだけにこ、この建物、この空間、この外観。
青山通りからもすこし離れ、それほど人通りが多いというわけでもないところで、そうとう目立ちます。
道行く人も立ち止まって携帯のカメラを向けたりしていました。

建築といえばそこに住んだり仕事に使ったりと、現実的な日常の上に設計やコストを考えてしまうのは私たちのような常人、素人のありかたなのでしょう。

新しい主張、話題性、採算ということばと無縁に見える商業施設・・・・これが都会なのですね。

それにしても外観の木はどうやって手入れするのだろう。
この美しさをどうやって保つのだろうか。
我が家はコンクリートだけどそれだって10年経ち塗装が劣化してはがれてきてメンテナンスもあれこれ悩んでいるのに・・・。
私の平凡な頭はどこかなにか感動できないものも感じつつ・・・・。

明日から私も富山に帰省します。  


  • Posted by turu at 17:03Comments(0)出かけました