色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

白の障子、気持も新しくなりました

障子の貼りかえをしました

何もこんな暑い時にしなくてもと思うのですが、陽にやけて黄ばみあちこち破れていてとにかく気になっていました。

自分でしたいと思いつつ、子どものころのイメージで、障子の貼りかえというのはとてもたいへんな気がしてなかなか手がでませんでした。

秋冬の寒い日に、外へ出して水で濡らして紙をはがし、桟を丁寧に洗って乾かし、のりをつけて貼りかえるというのは掃除や洗濯という活動とちがって、何か大仕事のような抵抗感がありました。

だから気になりつつも今日を明日に今年を来年にと、ずーーーっと延ばしてきたのです。

それがいよいよコップの水の表面張力みたいな感じで、ワッと溢れて「どうしても今やりたい。今しかできない」と思ったのです。

できました、家の中で貼りかえが。(窓用の障子です)









今は便利なものがたくさんありますね。
障子をきれいにはがせる「はがし液」とか適度に溶いてある「のり」とか。
それらを使わせてもらって、最後に全体に霧吹きで水をかけ乾かしたら、すっかり新しくなりすごい達成感で感動ものです。
(この最後の霧吹きのとき、私の母は口に水を含んで、プフォッーとかけていたのを鮮明に思い出しました。いくら昔でも霧吹きくらいはあったでしょうに)

白は浄化、再生、清らかといったイメージがあります。
まさに気持もすっきり新しい空気が漂った感じがします。


夏はのりや水がどんどん乾いてしまうので、やはり作業にはむいていませんでした。(汗だくになるし・・・)

「障子洗う」「障子貼る」は俳句では仲秋の季語だそうです。
自分でできることがわかったので、残り(大きな障子があと4枚)はもう少し涼しくなってからやろうと思います。

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9月のアートセラピーワークショップ
つながる・育む・コミュニケーション

9月23日(日)
・午前10:30~    ・午後1:30~
  会場:三鷹市市民協働センター     参加費:2,000円

  <お問合せ・申し込み>   アトリエ・コスモス     片倉洋子
  e-mail color-y@s7.dion.ne.jp     tel/fax 0422-34-3448


  


  • Posted by turu at 16:54Comments(4)