お知らせ・9月のアートセラピーワークショップ
9月と聞くともう今年もあと少しという気持ちになります。
さて、9月のアートセラピーワークショップのお知らせです。
テーマは「つながる・育む・コミュニケーション」。
私たち人間は様々な“関係”の中で生きている動物です。
嬉しいことも辛いことも「人との関わり」の中から生まれてきます。
だからコミュニケーションのあり方はとても大切です。
相手を受けとめ、自分らしさを失わず、言いたいことを上手に伝えることができたらどんなに
いいでしょう。
色彩のワークを通して自分のココロに光をあてながら、新たなコミュニケーションの感覚を
ひらいてみませんか。 ぜひお気軽にご参加ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9月のアートセラピーワークショップ
つながる・育む・コミュニケーション
9月23日(日)
・午前10:30~ ・午後1:30~
会場:三鷹市市民協働センター 参加費:2,000円
<お問合せ・申し込み> アトリエ・コスモス 片倉洋子
e-mail color-y@s7.dion.ne.jp tel/fax 0422-34-3448
さて、9月のアートセラピーワークショップのお知らせです。
テーマは「つながる・育む・コミュニケーション」。
私たち人間は様々な“関係”の中で生きている動物です。
嬉しいことも辛いことも「人との関わり」の中から生まれてきます。
だからコミュニケーションのあり方はとても大切です。
相手を受けとめ、自分らしさを失わず、言いたいことを上手に伝えることができたらどんなに
いいでしょう。
色彩のワークを通して自分のココロに光をあてながら、新たなコミュニケーションの感覚を
ひらいてみませんか。 ぜひお気軽にご参加ください。
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9月のアートセラピーワークショップ
つながる・育む・コミュニケーション
9月23日(日)
・午前10:30~ ・午後1:30~
会場:三鷹市市民協働センター 参加費:2,000円
<お問合せ・申し込み> アトリエ・コスモス 片倉洋子
e-mail color-y@s7.dion.ne.jp tel/fax 0422-34-3448
ああ、怒ってばっかり夏休みのアトリエ
夏休みのアトリエも昨日で終了です。
普段と違うのはいわゆる『夏休みの宿題』のお手伝いもしますよ、ということ。
でも実はこれがとてもたいへんなのです。
通常はとにかく自由に作ったり描いたりするということで、
子どもたちにとっても、あくまでも内発的でとらわれない発想の中で時間がすぎていきます。
しかし「宿題・課題」というだけでお互いこれほどまで重荷とは。
とにかくせっかく持ってきてるのに、みんな、やりたがらない。
「あと5分、10分待って。そしたらやるから」とか「何時になったら好きなのしていい?」とか。
はては「先生やってよ。お願い」「下書きだけでいいからさあ、頼む!」とか。
こちらもあれこれ段取りを与えたり、技術的なことを言ったり、なんとか仕上げてもらおうと知らず知らず必死に。
それなのに、いつまでもしゃべりまくる、その辺の紙やテープをむだに丸めて遊ぶ、など普段起きないことが起き、
普段起きないいらだちが私の中にぶくぶく泡立ち・・・・。
そんな中で「ねえ、お茶ちょうだい」なんていわれたら
「そんなの家でのみなさい!」と叫び、「・・・・」と絶句させてしまったり。(ゴメンネ)
課題、期限、提出という制約に、「自由である」ということのありがたみを改めて再確認しています。
これなどまだ図工だから、笑っていられるけど他の教科だとたいへんだろうなあ。
けれども学校というところは毎日がそういう制約の中にあるのでしょうね。
もし仮に、学校に何かつきぬけるような自由な時間があれば・・・
例えば何をしてもいい「体育の時間」とか何を作っても描いても自由な「図工・美術の時間」とか。
そういう垂直のエネルギーの発露があれば、イジメのような水平方向の暴力の問題も、見えやすく解きやすくなるのではないだろうか・・・
そんなことも考えた暑ーーい夏でした。
3年生女子の作品。とにかく真っ白なギターを作りたかった。
心機一転という気分なのかな。
5年生女子。花を育てるイメージ。コメントを考えて「平和カレンダー」の絵に応募予定。
3年生男子。「人体調べ」。図工じゃなくて理科の自由研究のために作りました。紙粘土とワイヤーで。
普段と違うのはいわゆる『夏休みの宿題』のお手伝いもしますよ、ということ。
でも実はこれがとてもたいへんなのです。
通常はとにかく自由に作ったり描いたりするということで、
子どもたちにとっても、あくまでも内発的でとらわれない発想の中で時間がすぎていきます。
しかし「宿題・課題」というだけでお互いこれほどまで重荷とは。
とにかくせっかく持ってきてるのに、みんな、やりたがらない。
「あと5分、10分待って。そしたらやるから」とか「何時になったら好きなのしていい?」とか。
はては「先生やってよ。お願い」「下書きだけでいいからさあ、頼む!」とか。
こちらもあれこれ段取りを与えたり、技術的なことを言ったり、なんとか仕上げてもらおうと知らず知らず必死に。
それなのに、いつまでもしゃべりまくる、その辺の紙やテープをむだに丸めて遊ぶ、など普段起きないことが起き、
普段起きないいらだちが私の中にぶくぶく泡立ち・・・・。
そんな中で「ねえ、お茶ちょうだい」なんていわれたら
「そんなの家でのみなさい!」と叫び、「・・・・」と絶句させてしまったり。(ゴメンネ)
課題、期限、提出という制約に、「自由である」ということのありがたみを改めて再確認しています。
これなどまだ図工だから、笑っていられるけど他の教科だとたいへんだろうなあ。
けれども学校というところは毎日がそういう制約の中にあるのでしょうね。
もし仮に、学校に何かつきぬけるような自由な時間があれば・・・
例えば何をしてもいい「体育の時間」とか何を作っても描いても自由な「図工・美術の時間」とか。
そういう垂直のエネルギーの発露があれば、イジメのような水平方向の暴力の問題も、見えやすく解きやすくなるのではないだろうか・・・
そんなことも考えた暑ーーい夏でした。
3年生女子の作品。とにかく真っ白なギターを作りたかった。
心機一転という気分なのかな。
5年生女子。花を育てるイメージ。コメントを考えて「平和カレンダー」の絵に応募予定。
3年生男子。「人体調べ」。図工じゃなくて理科の自由研究のために作りました。紙粘土とワイヤーで。
Posted by turu at
12:11
│Comments(2)
友人のアトリエを訪ねて
文京区に住む旧い友人がこの8月から「アトリエ」を始めたのでお祝いがてら訪ねました。
12畳ほどの自宅倉庫を改装。トイレ、流し、窓をつけてリフォーム。
私のようにリビングで「アトリエ」をするのは大量の画材を出したりしまったりという労力がいるのですが、
こんな専用の空間があるなんて本当に素敵!
こじんまりしてるけど充分広い。
彼女は昨年、病と手術を経験し、まだまだ養生が必要なのだろうと思っていたので、
突然の自分の拠点を構えたという話にはびっくりしました。
それだけに、これまでの活動をさらにステップアップして形にしていくという、
自己実現の姿がなにより嬉しいし励まされます。
絵画教室というよりはアートセラピーの考え方を主としたアトリエ。
お互い「どこまでできるのだろう」という不安や緊張はやっぱりどこかに潜んでいて、抗いがたい部分もあります。
一つは私たちが「若くはない」ということ。
でもそれは新しいエネルギーのあり方と知恵で、こういうアトリエをいい空間にしていく可能性も秘めているはず。
難しい時代だけれど、子どもたちが表現することを通して自分の内発的なエネルギーをしっかり感じる場所であってほしいとほんとに思います。
三鷹と文京区は離れていますが、道路のこっち側とあっち側くらいの距離感でお互い手をふって、ときどき声かけながら歩いていきたい。
私も実は先月自分のアトリエの看板を新しくしました。
気がつけば7年も続けてきて、ようやくいろんなことが経験化できてきたように思います。
それが今後どんな風に生かせるか、ちょっと小さな決意も込めて・・・作りなおしました。
12畳ほどの自宅倉庫を改装。トイレ、流し、窓をつけてリフォーム。
私のようにリビングで「アトリエ」をするのは大量の画材を出したりしまったりという労力がいるのですが、
こんな専用の空間があるなんて本当に素敵!
こじんまりしてるけど充分広い。
彼女は昨年、病と手術を経験し、まだまだ養生が必要なのだろうと思っていたので、
突然の自分の拠点を構えたという話にはびっくりしました。
それだけに、これまでの活動をさらにステップアップして形にしていくという、
自己実現の姿がなにより嬉しいし励まされます。
絵画教室というよりはアートセラピーの考え方を主としたアトリエ。
お互い「どこまでできるのだろう」という不安や緊張はやっぱりどこかに潜んでいて、抗いがたい部分もあります。
一つは私たちが「若くはない」ということ。
でもそれは新しいエネルギーのあり方と知恵で、こういうアトリエをいい空間にしていく可能性も秘めているはず。
難しい時代だけれど、子どもたちが表現することを通して自分の内発的なエネルギーをしっかり感じる場所であってほしいとほんとに思います。
三鷹と文京区は離れていますが、道路のこっち側とあっち側くらいの距離感でお互い手をふって、ときどき声かけながら歩いていきたい。
私も実は先月自分のアトリエの看板を新しくしました。
気がつけば7年も続けてきて、ようやくいろんなことが経験化できてきたように思います。
それが今後どんな風に生かせるか、ちょっと小さな決意も込めて・・・作りなおしました。
夏の帰省です
東京に来てから20年余り、毎年の夏の帰省です。
夫と私のふたり、車で富山・石川へ。
行きの12日は大変な渋滞で富山に着くまで約8時間。(かなり疲れました)
帰りの15日は朝5時半に出て、渋滞が始まる前に5時間半で三鷹着。
普段とは全く違う空気、時間のなかですごした4日間。(うち2日は移動ですが)
今日からまた東京での日常です。
富山市、実家の前の風景雨晴海岸から富山湾を望む呉羽山から
石川県、七尾市先祖へお墓参り七尾湾へ注ぐ御祓川
夫と私のふたり、車で富山・石川へ。
行きの12日は大変な渋滞で富山に着くまで約8時間。(かなり疲れました)
帰りの15日は朝5時半に出て、渋滞が始まる前に5時間半で三鷹着。
普段とは全く違う空気、時間のなかですごした4日間。(うち2日は移動ですが)
今日からまた東京での日常です。
富山市、実家の前の風景雨晴海岸から富山湾を望む呉羽山から
石川県、七尾市先祖へお墓参り七尾湾へ注ぐ御祓川
夏・ユニークな作品「顔」
2週間ほど当アトリエもお休みでした。
この間に、山のようにたまった子どもたちの作品データを整理し、画材の整備などいろいろやっておきたいと思っていたのに
あっという間に時間がすぎてしまいました。
2日通しの「セミナー」や「色彩フォーラム」などにも参加し、それぞれ自分の場で活動している友人知人とも再会、交流するなど充実の時間も過ごしました。しかし翌日は疲れてなかなか体調がもどらず、回復力のなさ、体力の低下に愕然とする日々。
そんな中、夏休みのアトリエもスタートです。
エネルギーを持て余している4、5歳の子どもたちとそのママたち、図工の宿題などを持ってくる小学生、みんな元気いっぱいです。
そして、なんともユニークな作品ができました。
実はこれは子どものアトリエに参加して制作してくださった20代の女性の作品です。
紙の深皿を使って、中には木片やサンゴ、ボタンなど入れ込んで「顔」を表現しています。
部分的にしか接着されていませんので、パーツを動かすことで、怒ったり泣いたり笑ったり・・・。
こんな発想初めて見ました。面白い!
顔は無表情も含めて、人の外面でもあり内面でもあります。
人が求め、怖れるのも顔がかもし出す私たちのココロ。
でもこんな楽しい「顔」なら、”ドヤ顔”でも作って暑い夏も乗り切れそう。
この新たな感性になんだか元気づけられました。
こちらはいずれも夏らしい、4歳男子の紙コップのランプと、4年生女子の瓶の造形。
夜風を感じたり、海がみえたり・・・なんだかほっとする夏ですね。
この間に、山のようにたまった子どもたちの作品データを整理し、画材の整備などいろいろやっておきたいと思っていたのに
あっという間に時間がすぎてしまいました。
2日通しの「セミナー」や「色彩フォーラム」などにも参加し、それぞれ自分の場で活動している友人知人とも再会、交流するなど充実の時間も過ごしました。しかし翌日は疲れてなかなか体調がもどらず、回復力のなさ、体力の低下に愕然とする日々。
そんな中、夏休みのアトリエもスタートです。
エネルギーを持て余している4、5歳の子どもたちとそのママたち、図工の宿題などを持ってくる小学生、みんな元気いっぱいです。
そして、なんともユニークな作品ができました。
実はこれは子どものアトリエに参加して制作してくださった20代の女性の作品です。
紙の深皿を使って、中には木片やサンゴ、ボタンなど入れ込んで「顔」を表現しています。
部分的にしか接着されていませんので、パーツを動かすことで、怒ったり泣いたり笑ったり・・・。
こんな発想初めて見ました。面白い!
顔は無表情も含めて、人の外面でもあり内面でもあります。
人が求め、怖れるのも顔がかもし出す私たちのココロ。
でもこんな楽しい「顔」なら、”ドヤ顔”でも作って暑い夏も乗り切れそう。
この新たな感性になんだか元気づけられました。
こちらはいずれも夏らしい、4歳男子の紙コップのランプと、4年生女子の瓶の造形。
夜風を感じたり、海がみえたり・・・なんだかほっとする夏ですね。