色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

人生初の水彩画

私としては大変めずらしく、ここ二日ほど体調を崩して寝込んでしまいました。
ちょっと疲れがたまったのと、やっぱり回復が遅くなってるなあと実感。気をつけねばです。

さてこの4月から6月にかけて、アトリエでは3人の新しい年中さん、4歳児が仲間入りしました。
この4歳という年齢はまだいかにも幼くて私もたいへんなのですが、すごく成長をみせてくれる楽しみな一年です。

そして一年後、5歳になった時にはさまざまな画材の使い方もわかって、なにかをボンドでくっつけるとか布や針金を巻くとか、イメージを自分なりに 形にすることができるようになります。
言葉のキャッチボールも豊富になってぐっと成長して私もとてもやりやすくなるのです。

その小さな4歳さんの人生初の水彩画を紹介します。




4歳女の子。「虹の絵」です。水彩は水と絵の具のとけ合う感じが心地よくてどんどん塗り広げたくなる画材です。
空をすみずみまでしっかりぬっているのがすばらしい。



もうひとり4歳女の子。こちらは水彩をとにかく混ぜて混ぜて遊んでいたのですが、どれも混ぜて茶色くなった絵具で描いた「線路と駅」。自分のなかのイメージがちゃんとあったんだね。

こういうとき「虹ならもっと長いでしょ」とか「線路なら2本でしょ」というおとなの既成概念はひとまず置いて、どんどん描いてもらうのが一番。

それが自由な経験となって積み重なり、必ずあたらしい発見につながっていきます。

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6月のアートセラピーワークショップ
6月24日(日)
10:30~
13:30~
於  三鷹市市民協働センター
問合せ・お申し込みは
アトリエ・コスモス
片倉まで
0422-34-3448
color-y@s7.dion.ne.jp